書き方

効果的なブログ見出しの作り方|読者のニーズに合わせた作り方を徹底解説!

ブログ大全ステップ19|読まれるブログ見出しの作り方、SEO効果やコツや注意点を解説しています

こんにちは!『ブログ大全』管理人のぐっぴ(@guppyblogoo)です

今日のトピックは、読まれる『ブログ見出し』の作り方について

こんな悩みがある人はぜひ読んでください

  • ブログの見出しの作り方がわからない
  • 読まれる見出しを作るコツが知りたい
ブログ初心者のはじめくん

ボクもよく分からず適当に作っちゃってます

ブログ大全管理人のぐっぴ

見出しはSEO的にも大事ですからね、まずは基本を知ることをオススメします

見出しには『あるルール』が!

それを知り守るだけで、あなたのブログ記事は劇的に読まれるようになるでしょう

Googleにも評価されやすくなる

つまり見出しはSEO効果もあります。ぜひ注意しながら読み進めてみてください!

読まれるブログにするための見出し作り4ステップ

見出しの作り方4ステップ

まずは、読まれる見出しを作る「基本的な方法」をお伝えします

それは、記事で狙うキーワードから見出しを作る方法です

ユーザーはキーワードに含まれる『答え』が知りたくてネット検索をしています

そしてあなたのブログにようやくたどり着いたわけです

そこで、見出しを読んだだけでキーワードに対する答え(=自分の悩みを解消してくれる情報)がありそうだと感じられたら、ブログは読まれます

ぐっぴ

読まれる見出しの完成です

そのための4つのステップを解説していきます、こちらです

★読まれる見出しを作る4つのステップ

  1. キーワードを決める
  2. キーワードで検索意図を想像
  3. 検索意図に応える要素の収集
  4. 集めた要素を組み立ててシンプルな見出しを作る

1つずつくわしく解説していきます

①キーワードを決める

ユーザーが見出しから『答え』を把握できたらブログは読まれるとお伝えしましたが、

そもそもそのキーワードで検索するユーザーがいるのかどうか

これをまずは事前に調べる必要がありますね

キーワードの決め方は次の記事でくわしく解説しています【キーワードの選定方法はもうわかるよという人は次のトピックへGO

ロングテールキーワードの探し方について根拠も交えて解説しました!
【初心者ブロガー必見】ロングテールキーワードでライバルに勝とう!『ブログ大全』ステップ8。ロングテールキーワードが必要な根拠と注意点をわかりやすく解説しました。中盤では実際に探し方を詳しく説明しています。ロングテールキーワードのポイントやユーザーの検索意図の考え方を学んでください...

月間検索ボリュームをチェック⇒適切なキーワード選びを

ぐっぴ

そして、『興味のあるキーワード』にするのも忘れずに!

たとえ月間検索ボリュームがそこそこあるキーワードでも、まったく興味のないものでは借りてきた言葉になるでしょうから

②キーワードから検索意図を想像【最重要】

次の2つは見出しに限らず、ブログ運営する上での最重要ポイントです

  1. キーワードの設定(月間検索ボリューム数の把握)
  2. 検索意図の把握(ユーザの悩みの把握)

この2つを適確に抑えられたら、ブログ運営はまちがいなく成功します。ユーザーに求められるブログの完成です

必然的に、見出しのつけ方も適確にできるようになると思いますよ

ユーザーの検索意図を把握するためには、「ユーザーはこの検索キーワードからいったい何を知りたがっているのか?」この自問を繰り返すのが有効です

この問いに対する自分の答えと、ユーザーの悩みが合致したとき⇒読まれるブログの完成です

検索意図を把握するための1つの手段としては、次を参考にすると良いでしょう

★検索上位ページの記事内容を調べる(見出しのつけ方も調べる)

Googleはユーザーの検索意図に応える検索エンジンを作りたがっている

ぐっぴ

検索キーワードに対するユーザーの検索意図を満たしている=検索上位、ということ!

検索上位記事の見出しは次のツールでカンタンに抽出できますよ⇒ラッコーキーワード『見出し抽出ツール

③検索意図に応える要素を集める

検索意図が十分に把握できたら、あとはその検索意図に対する答えめがけて情報をかき集めたらよいだけです

今回のキーワードで言えば「読まれるブログ見出しの作り方?」だと思い、この検索意図に応える情報および見出しを、記事の1番初めに持ってきました

④集めた要素を組み立ててシンプルな見出しを作る

ここで、見出しの力は試されます

③でかき集めてきた情報を整理し組み立てて、1つの記事にするわけですが、

そのブロックごとの見出しをキーワードを含めユーザーが読みたくなるような(検索意図の答えが載っていると感じるような)見出しをつけるようにしましょう!

見出しを読み⇒自分の悩みが解決できる(これがベスト)

ユーザーがそう思える見出しを作れたら、読まれるブログの見出し作りは成功です

最後に、次の3つは注意しながら見出しをつけるとよりgoodです!(呪文のようにくりかえしましょう)

  1. シンプルに
  2. わかりやすく
  3. 長すぎない
はじめくん

見出しは、シンプル…わかりやすく…長すぎない…ブツブツ

長すぎないの定義は曖昧ですが、具体的には15~20字程度にできるとスマホで1行表示されます

あくまで目安です、モバイルプレビューで見やすさのチェックは必須ですね!

ブログの見出しには3つのルールがあります

見出しにある3つのルール

続いて、ブログの見出し作りには、ある法則があります。そのことをお伝えします

この法則を知ることで、あなたのブログ見出しは劇的に変わるでしょう

それはいったいどんな法則かというと、次の3つです

  1. ブログは階層構造で成り立っているという法則
  2. 階層構造は見出しによって作られるという法則
  3. 見出しと見出しの間には本文が必要という法則

1つずつくわしく見ていきましょう

ブログは階層構造で成り立っているという法則

ブログの階層構造の代表格はカテゴリーです

ブログカテゴリーの分け方について解説しました
ブログカテゴリーでSEO|Googleの評価を上げる3つのポイントとは?『ブログ大全』ステップ10。WordPressブログで「カテゴリー」を分ける重要性を、注意点を交えて解説しています。カテゴリーを適切に設定すれば、ユーザーが関連記事を探しやすくなり、SEO効果も期待できます。カテゴリーをこれから設定する人や、見直したい人はぜひお読みください!...

次のようなパンくずリストがわかりやすいですね

パンくずリスト

画像では、①HOMEの次に②「書き方」というカテゴリーがあり、その次に③記事タイトルがくるという、これがまさに階層構造です

  • HOME
    • 書き方
      • 記事タイトル

今回のテーマである「見出し」も、このブログ特有の階層構造にのっとって作られています

階層構造は見出しによって作られるという法則

WordPressには以下6つの見出しが用意されています

★WordPressの見出しの種類

  • H1
  • H2
  • H3
  • H4
  • H5
  • H6

見た目はというと、こんな感じになります

見出し

見た目の大きさで一目瞭然、先ほど説明した階層構造になっているのが見ただけでもわかるでしょう

つまり、H1が最も大きい見出しで、その下層にH2・H3・H4・H5・H6と続く形ですね

ブログ記事を書く上で、この法則は必ず守りましょう!

見出しそれぞれの解説
H1記事タイトル:本文中では使用しない
H2大見出し:各章の題名(必ず使用する)
H3中見出し:H2の内容をよりくわしく説明(よく使用する)
H4小見出し:H3の内容をよりくわしく説明(あまり使用しない)
H5小見出し:ほとんど使用しない
H6小見出し:ほとんど使用しない

H1・H2・H3……のHは「heading(見出し)」の頭文字

Googleが見出しを認識するときは、H1から重要度が高い順と判断
H1⇒H6までの大小関係を間違えないように注意!

  • H2の中にH3を
  • H3の中にH4を

このように使えば問題ありません

ぐっぴ

H3の中にH2を使うことはNGです、注意しましょう!

WordPressの本文中でH1が小さいのはなぜ?

はじめくん

さっきのプレビューだとH1がH5より小さかったのはなぜですか?

ぐっぴ

本文では使われない設定だからでしょう

H1は記事タイトルに使われるもの。この記事で言えば「〇〇」がH1です

つまり、H1は本文中では使用されません

今回比較のために本文中にもH1を設定⇒小さいのは『本文中には使われない前提』だから

ここまでをまとめると次のとおり

  • H1は記事タイトル
  • 本文の中ではH2から
  • 見出しは階層構造を意識して設定する【基本ルール】

見出しと見出しの間には本文が必要という法則

それからもう1つ

ブログ初心者がやりがちなのが、H2の下に文章が何もない状態でH3を設定してしまうことです

はじめくん

わっ、ボクやってましたw

ぐっぴ

画像を挿入するとそれっぽくなって、テキストが省略されているのをよく見かけますw

これは、1冊の本をイメージするとその異様さに気づくはずです

見出しばかりの本……、ってそれ本ではなくただの「目次」ですよね!

ブログも目次と同じ見出しばかりが並ぶ記事は異様です

大見出しがあり、大見出しのテーマについて解説しながら、ここからは3つのポイントに分けたほうが読者も整理できて伝わりやすいなぁ

そう思うから中見出しが必要になるのです

H2大見出しのあと「この章では次の3つのことを話したいと思います」的な前置きがあって中見出しに移る、これが自然ですね

ぐっぴ

書き手はわかっているから省略しがち、たった1文でも良いので入れるようにしましょう!

ここまでをまとめると次のとおりです

  • 法則①:ブログは階層構造で成り立っているという法則
    • より上にある情報が重要
  • 法則②:階層構造は見出しによって作られるという法則
    • 見出しはH1~H6まで
  • 法則③:見出しと見出しの間には本文が必要という法則
    • 見出しだけなら目次で十分

キーワードを見出しに入れるときの注意点

2つの注意点

続いては、とっても大事な『キーワード』について深掘りしたいと思います

Googleは、見出しの大小関係から記事の内容と重要度を階層的に判断していると説明してきました

つまりSEO的にキーワードは言わずもがな重要なのです

1番大きな見出しH1(タイトル)はもとより、次に重要視されているH2にもキーワードを含めることを強くオススメします

ただし、見出しにキーワードを入れるときは、次の2つを注意するようにしましょう!

注意点①:キーワードは詰め込み過ぎない

キーワードがSEOに大事とは言え、すべての見出しにキーワードを詰め込むと機械的な感じになります

今回の記事で言えば、キーワードは「ブログ+見出し」。次の2つのパターンを見てみてください

[パターン①]

  • H2『ブログの見出しで気をつけること』
    • H3『ブログの見出しの注意点①』
    • H3『ブログの見出しの注意点②』

よりも……、

[パターン②]

  • H2『ブログの見出しで気をつけるポイント2つ』
    • H3『見出しの構造を知ろう!』
    • H3『キーワードを入れるとSEOに効果的』

どちらのほうが読みたくなるでしょう?

はじめくん

う~ん、どっちだろう?好みもありますね

とはいえ、パターン②の方がより自然で、たくさんの情報を含んでいると感じる人が多いのでは?

階層を現す各見出しにキーワードを詰めることはSEO的に大切

ただし、やり過ぎるとユーザーの拒否反応が生まれる

ぐっぴ

H1と最初のH2にキーワードをキチンと含めていれば、まずは問題ないでしょう

H3や次のH2には、自然な形でキーワードは意識する程度で十分です

ユーザーに読まれない記事は、SEO的にもNGな記事といえますからね

注意点②:キーワードを含めるより意味が伝わる方がよい

お次もユーザーを意識したSEO

キーワードを意識するあまり、見出しが長文になってしまう、これもNGです

たとえば、記事のキーワードが「ブログ+WordPress+始める+オススメ」だったとして

さらにサジェストキーワードを調べてみると「インストール、カスタマイズ、テンプレート」というキーワードも出てきた

キーワードをたくさん詰めればGoogleに評価される⇒そう思い、見出しをつけると次のようになりました

H2『ブログを始めるならオススメはWordPress|インストール後テンプレートはカスタマイズしよう』

意味不明ですね(わかりやすく大げさにしていますw)

見出しだけではありませんが、Googleはキーワードの詰め込みに警鐘を鳴らしています

次の引用文は、身体に刻んでおきましょう

キーワードの乱用とは、Google 検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー『キーワードの乱用』
ぐっぴ

良かれと思いキーワードを詰め込みすぎると、スパム扱いに!

ユーザーにも敬遠され、Googleからスパムを課せられたらまさにふんだりけったり

大切とはいえ、キーワードの詰め込み過ぎはほどほどに!

『ブログ見出しの作り方』に関するよくある質問

見出し作りについてよくある質問への解答

それでは最後によくある質問について、3つほど解説していきます

ブログの見出しの順番は?

H1→H2→H3→H4、これが鉄則です。逆はありえません

Googleも公式にHタグの順序を推奨しています

わかりやすい見出しを使用して重要なトピックを示すと、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。

Google検索セントラル『見出しタグを使用して重要なテキストを強調する』
はじめくん

機械も上から下へ順序がある方がわかりやすいのか、人間と同じですね!

ぐっぴ

この辺は、奇をてらわずにシンプルに設定しましょう

見出しの見せ方は?

ユーザーは自分の悩みの答えを求めてブログを読みます

  1. 記事タイトルを見る
    • 「おっ悩みが解決できるかも」
  2. 導入文を読む
    • 「よしよし、良いブログを見つけた」
  3. 目次を読む
    • 「これなら大丈夫だろう」
  4. 最初のH2を読む
    • 「これこれ、これを探していたんだよ」

おそらくは上のようにユーザーの意識は流れていきます

つまり、記事タイトルはもちろんですが、導入文しかり、最初のH2には読者の求める答え(検索意図への答え)を書いておかないと、ユーザーの離脱につながります

はじめくん

テレビでは、内容後半にオチがあったりしますよ(CMのあとみたいな)

ぐっぴ

ブログではNGですね!

ブログは序盤に答えがないと(答えがないと判断されると)すぐにブログから離脱されます

そして、ユーザーは別のブログへと移ってしまうでしょう

せっかく訪れてくれたユーザーへ、出し惜しむことなく、タイトル+導入文+最初のH2+最初のH2に全力を注ぎましょう!

見出しのコツは?

見出しをつけるコツは以下3点です

  1. 見出しだけを読めば記事の内容がわかるようにする
  2. キーワードを可能な限り自然に入れる
  3. 見出しは長すぎないように工夫する(15~20文字程度)
ぐっぴ

まずはできるところから手をつけていきましょう!

はじめくん

ユーザーの検索意図の把握に努めます!

まとめ

今日の記事をまとめると次のとおりです

ブログの見出しについて
  1. 読まれるブログの見出し作り4ステップ
  2. ブログは階層構造になっていて上に行くほど重要な情報
  3. より上位の階層にキーワードをつめる(詰め込みすぎNG)

Googleは、階層構造でブログの内容を理解しています。その見出しに記事で狙うキーワードを詰めるのが大事、これが機械向けSEOになります

あとはユーザー向けのSEO。読みやすく見出しを見れば記事内容がわかるものがベスト

また、見出しをパッと見ただけで書かれていることがイメージできるシンプル設定を心がけましょう!

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